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町を遊ぶ 町と遊ぶ

 まちくさの根本は町にあり、人がそれにどうかかわって生きていくかというところは結局、それぞれの「視点」によって大きく変わってくる。町をただ生活の場としてとらえるのか、単なる風景としてとらえるか。それとも?みなさんはいかがだろう。僕個人の意見として「町=遊びの場」。というかそれが希望とするところ。
 子どもの頃には学校の帰り道でよく「道草」をしたもので、それは誰もが経験していることではないだろうか?家と家の隙間、庭先のプランター、あぜ道、溝の中、あんなに不思議で興味深かったものたちが、今ではあたりまえのものとして目の前に転がっている。町は何も変わっていないのに、自分が変わってしまった。

 今、自分が「まちくさ」を通して町を見ることは、町で「遊ぶ」ことを大前提として捉えている要素が大きい。それは子ども時代に戻ることではなく、現在の自分が見るこの町の「おもしろさ」を感じていくこと。すごくリアルな実感を求めていくことがすべてである。

町に危険はつきもの、ただ、それさえも取り込むような視点を持ちたい。
町で遊ぶ、スペースはほら、こんなにもたくさんある。
きっともっと「おもしろく」なってくるはず。
by machikusa | 2009-06-08 21:50 | 博士の思草
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