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まちくさヒストリー 第一話「博士とまちくさ」

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 よく晴れた春の日。
 ある青年が日課でもある散歩をしている時のこと。
青年はふと道の片隅に奇妙なものを見つけました。
それは、コンクリートの隙間からひょこっと顔を出している
身長2cmほどの小さな小さな草でした。
その姿があまりにも気に入った青年は、
その草に「チビゾウ」と名付けました。

 これが「まちくさ」がはじめて誕生した瞬間でした。

数年後、町中の草たちに次々と名前をつけた青年は、人々から「まちくさ博士」と呼ばれるようになっていったのでした。

チビゾウについて
by machikusa | 2010-10-23 09:03 | 博士の思草
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