カテゴリ:2009年12月のクサ( 4 )

シニソウ

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冬の寒い日、ポールの脇に寄りかかるように、なだれ落ちるように、そのクサはまだ生きていた。誰に見とられるわけでもなく、誰に悲しんでもらうわけでもなく、もはや自分の「生」だけを全うしようと。人は誰もがこの世に生まれ、そしてやがて死んでいくことを知っているが、それが本当は何を意味しているのか?それは誰もが知れることではない。ただ、今この目の前にいるシニソウがその意味を何気ないそぶりで伝えようとしてくれている様な気がしてならない。誰も立ち止まらない町の片隅に、たくさんの「生」が命の循環を繰り返し、この町に、この世界に住むのは人だけじゃないことを改めて教えてくれる。
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by machikusa | 2009-12-21 16:07 | 2009年12月のクサ

リサイクル芽

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自動販売機の隙間にチビゾウ科の仲間が。小さく、力強く、美しく芽生えてくるその生命は、人々がリサイクルを心がける精神を表現するかのように。それを見つけるのがたとえ困難でも、そこで佇む姿は美しい。
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by machikusa | 2009-12-21 15:56 | 2009年12月のクサ

ただたたずむ

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忙しなく流れる町の時間と人。その中でそこだけ時間が止まっているようなまちくさの世界がある。そっと寄添うすがたからは、やさしささえ感じられる。この町の速さと真逆を行くようで、それがまたその世界を愛おしく思わせる秘訣なのかもしれない。思わず、ただ、たたずむ。
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by machikusa | 2009-12-09 11:48 | 2009年12月のクサ

冬の嵐

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強く肌を突くような風、それはどんどん目に見えて、波が線になり、一直線に吹き抜ける。それは子どもの頃にみた嵐のように荒々しく、だけどきれいだ。
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by machikusa | 2009-12-08 11:37 | 2009年12月のクサ