カテゴリ:日本まちくさの旅日記( 63 )

日本まちくさ図鑑 巡回展in京丹波

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5月から6月にかけて京都市内で開催しました「日本まちくさ図鑑展」の
巡回展を開催することになりました。
会場は京丹波町の旧質美小学校。(休校になった小学校に絵本屋や雑貨屋、
食堂などが入って運営されている素敵な場所です)

今回は子どもから大人まで楽しめるわくわくするようなイベントを提供し続ける
アルフェテ工作室が開催するサマースクール(8/2)の関連イベントとして
まちくさの展示をさせていただきます。

夏休みに家族で友達と、ぜひ京丹波へお越しください!

「日本まちくさ図鑑 巡回展」
8月1日〜31日 11:00ー17:00 
旧質美小学校内展示 無料

アクセスはこちら


「サマースクール2014」
工作から演劇まで、ものづくりの楽しさを実感できる参加型ワークショップが盛りだくさんです。
親子で参加すればきっと素晴らしい夏の思い出になりますよ。

8月2日(土)11:00〜17:00
公式ホームページ
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by machikusa | 2014-07-17 14:13 | 日本まちくさの旅日記

旅の報告会 2014年2月7日

2月7日に旅の報告会を催しました。
会場はANEWAL Galleryという築130年の町家です。

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会場が町家ということもあり、今回はコタツを囲んで団欒をするような雰囲気となりました。

お話したのは2013年の10月に東北・北海道、2014年1月に三重の伊勢に
訪れた旅の様子。そして、2013年12月に旅の番外編として
大分県の3つの小学校へ出張ワークショップの授業をした際の報告でした。

「日本まちくさの旅」として報告会をするのは、今回で3回目。
毎回、来られたみなさんから激励と助言をいただき、
それを励みに旅が続けられています。

改めて思うのは、たくさんの方々との関わりのうえで
まちくさの活動が成り立っているのだということ。

その思いを忘れずに、これからも前進していきたいと思います。

旅のつづき、来週には東京方面を訪れます。
その後、まちくさの旅を作品としてまとめ、
5月には展覧会として発表する予定です。

どうぞお楽しみに!
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by machikusa | 2014-02-11 17:12 | 日本まちくさの旅日記

2/7 日本まちくさの旅報告会 -東北から北海道へ-

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町の隙間に生える植物を観察し、生えている場所や姿形の特徴から
名前をつける、
それが「まちくさ」です。
まちくさの考案者でもある重本晋平(まちくさ博士)は、
2013年4月より、
約1年の期間を通じたプロジェクト「日本まちくさの旅」を始動しました。

沖縄からはじまった旅の軌跡は九州を経て北海道へと歩みを進めています。

まちくさから見た地域とは?町並みとは?そこからどんな発想が生まれるのか。

今回は東北から北海道へかけた旅の様子、さらに、旅の番外編として大分県の小学校で
子ども達と行った「まちくさワークショップ」の様子を中心にお話する予定です。
会場は築120年の町家ギャラリー、コタツを囲みながら「まちくさ談義」しましょう。

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日時:2月7日(金)18:30開場・スタート 20:30終了


話し手:重本晋平(まちくさ博士)


場所:ANEWAL Gallery(京都市上京区実相院町156)


参加費:500円(ドリンク等含む)



定員:20人(事前予約制)

お申込み・お問い合わせ:info@machikusa.com(重本まで)

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日本まちくさの旅を応援しよう!!
活動に賛同してくださる方、作家を応援したいという個人様・企業団体様、

ぜひご協賛、ご支援たまわりますようお願い申し上げます。

※300円以上ご協力をいただいた方には、まちくさグッズをプレゼント致します。
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by machikusa | 2014-01-25 12:35 | 日本まちくさの旅日記

2014年1月24日 三重県伊勢市 もてなしのすがた

昨晩から、ときわ荘という場所に宿泊させていただいている。
ここは、祥平さんという方が運営されている場所。
祥平さんは、日本初、人力車で日本一周をした後、今は伊勢で人力車を
生業としているという一風変わっているようにも思うが、
とても人を惹き付けるエネルギーを持った方で、
ときわ荘にも全国から様々な人が訪れ、団欒しているようだった。
この伊勢で、ご縁あってお世話になることになったが、
突然のことにも関わらず受け入れてくださったその気持ちが有難い。

伊勢2日目の朝はまず神宮への参拝に赴く。
外宮と内宮とは場所が離れており、それぞれ順に参っていく。
多くの説で内宮・外宮は男性・女性と位置付けられている、
というようなことを聞いていたせいか、具体的にではなく、
それぞれの神宮が放つ場所の印象のようなものが
違っていたことが不思議と心に残った。

午後からは、伊勢市から徒歩15分ほどのあたりにある河崎町へ訪れる。
河崎町は、商人の町として栄えていた町で、町沿いに流れる
勢田川を中心とした運輸で伊勢の台所として発展してきた。
今でも江戸時代の商家など、その当時の古い町並みが多く残っている。

立ち並ぶ町家は外観の意匠も細部に凝ったものや、亀やカエルなどの縁起物を
あしらった飾り瓦、玄関に付けられた注連縄(これは伊勢の特徴らしい)など、
家の身なり一つとっても、そこに伝統や文化が目に見えるかたちで残っている。

今回、伊勢滞在はたったの2日であったが、
そのなかでも幾つもの町の表情を知ることができた。

伊勢は旅行業の発端となった場所だといわれている。
伊勢神宮の神官である御師が、参拝者の宿泊や案内の世話をしたことが、
現代のツアーコンダクターの元祖となったようである。
その精神はごく自然な流れとして、今の時代にもしっかりと受け継がれているのだろう。

日常の町並みという「鳥居」をくぐったその先に、
伊勢の人々の「もてなし」の姿が見えたような気がした。

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「神宮参拝」三重県伊勢市

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「カップル」三重県伊勢市

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「引っ越し屋」三重県伊勢市


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朝の神々しい光が射し込む 伊勢神宮 

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古い町並みがつづく道 伊勢市河崎町

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伊勢では、路地のことを「世古」と呼ぶらしい
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by machikusa | 2014-01-25 10:45 | 日本まちくさの旅日記

2014年1月23日 三重県伊勢市 町の器

今朝の天気は晴れ。
今日が年明けはじめてのまちくさの旅となる。
早朝より電車に乗り込むと約2時間半をかけ三重県伊勢市へと到着。
今日明日とこの伊勢の町を散策することに。

さっそく伊勢市駅から町の周辺を歩きはじめると、広い路から脇へと
住宅地や商店が立ち並び、その道すがら幾つもの神社や学校が点在している。

1時間ほど歩いて気づいたことがあった。それは、どの家や商店の前にも
いくつかのプランターが必ず並んでいること。
ただ、プランターといっても一般的な鉢植えのようなかたちもあれば、
発砲スチロールの箱やバケツを活用しているものもある。
植物を育てる「器」が多種多様なのだ。

しかも、それらをよく観察していると、精魂かけて見栄え良く育てて
いる風ではなく、どちらかというと自然生育のように放置されている
ものも多くあった。
多種多様な「器」に、植物のいろんな種が他の場所から飛んできて、
それはもうあっちこっちへ野性的に生育している。

ただこれが、まちくさとして見るとおもしろい。
プランターの枠からはみ出さんとするアクロバティックな
植物たちが、そのユーモアな姿で散策を楽しませてくれる。

意図的ではないにしても、人の手(意志のようなもの)が
込められたまちくさ達だからこそ、そこにユーモアが生まれるのだろう。

今日は半日ほど散策をしたが、やはり冬の寒さが身体にこたえる。
うまく休憩をとるなり、今後の歩き方を模索していこう。

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「アロエアクッション」三重県伊勢市
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「やせ日本列島」三重県伊勢市
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「ウォータースライダー」三重県伊勢市

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神路道 三重県伊勢市

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玄関先をぎっしり埋めるプランター 三重県伊勢市

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整列されたプランター達 三重県伊勢市

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看板につられて思わず立ち寄った喫茶店 伊勢うどんを食べる
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by machikusa | 2014-01-23 18:28 | 日本まちくさの旅日記

今年の終わり、旅の途中

気がつけば2013年も終わりが近づいております。
今年4月からスタートした「日本まちくさの旅」もようやく
3分の2をすぎようかというところまできました。
南は沖縄から北は北海道まで、いろいろな町を歩いてきました。

町に生える草を探し、写真に撮り、名付け、収集する旅。
やってみれば日々の道草の過程を旅に置き換えたようなものでした。
ただ、その旅先で出会う町や風景、人々はとても新鮮な輝きを放っており、
その都度、心を惹き付けられ、また勇気づけられるものでした。

この旅は来年も続きますが、
出会ったすべての人たちに感謝し、
まちくさを通して恩返しできればと思っています。

2014年5月には、旅の総まとめとなる展覧会を予定しています。
楽しみにしていてください。
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by machikusa | 2013-12-30 12:22 | 日本まちくさの旅日記

11月 旅の報告

今年の4月よりスタートした「日本まちくさの旅」
沖縄から北海道まで、全国の町に足をはこび、民家の路地裏を
歩きながら町に生える草をさがし、その過程を記録してきました。
そして、約1年をかけたプロジェクトも3分の2ほどが終わりました。

この旅は来年も続き、2014年5月以降に京都で
順次報告展を開催する予定です。

さて、来月にはまちくさの旅の番外編として、
大分県の小学校でまちくさワークショップの
授業を行うことになりました。
これも旅のご縁でいただいた機会。

はじめての出張授業で緊張していますが、
精一杯楽しくやらせていただきたいと思います。
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by machikusa | 2013-11-24 19:07 | 日本まちくさの旅日記

10月31日 旅からの帰り

31日、静岡から京都まで高速バスに乗り無事帰京する。
愛知、岐阜、静岡を巡った今回の旅も終わりとなった。

この旅では、親族や友人、憧れの人など、人との出会いが多く、
その町ごとで出会いがあることで、町と人が結びつき、
忘れ得ない記憶となって心に残った。

旅での出会いは一瞬の灯火のように儚いものだけど、
その瞬間の点が線になるように、確かに記憶に刻まれているのだと思う。
まちくさとの出会いも過ぎ行くもの。
その痕跡を大事に刻んでゆければと望む。

さあ、次の旅立ちにむけて準備しよう。
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by machikusa | 2013-11-01 23:15 | 日本まちくさの旅日記

10月30日 静岡さいごの夜

今日の天気は快晴。
軽く朝食を済ませると、朝から静岡市内をまちくさ散策。
昨日とはうってかわって雲ひとつない陽気な空で
歩いているとじんわりと汗をかいてくる。

いつものように方向感覚がなくなるほど路地という路地を
曲がっては進み、町の深くへ迷いこんでいく。
まちくさを探すというよりは、どんなまちくさに出会えるかは
町の気まぐれで、自分はそれに身をゆだね導かれるしかない。

まちくさの旅でまちくさを見つけることは、
時間との戦いでもあり、忍耐強く歩き、観察することがすべてだ。
それは簡単なことではなく、見つからない時は見つからない。
そんななかでも、楽しむことは大切にしていたいと思う。


夜からは、静岡大学で農村の自然環境や身近な生き物のくらしなどの
研究をされている稲垣栄洋さんとお会いする。
稲垣さんは「身近な雑草のゆかいな生き方」など、雑草の生き方を
ユーモアを交えて伝える著書をいくつも執筆されている。

それらの著書は、まちくさの発想の源でもあり、大きな刺激であった。
そして一度直接会ってお話したいと以前から思いを馳せていたものが
この旅の途中で念願が叶うかたちとなった。

あこがれの人との出会いは気持ちを前に進めてくれる。

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「迷子」静岡県静岡市

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「暴風林」静岡県静岡市

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「やさしい靴下」静岡県静岡市


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路地へとつづく道 静岡県静岡市

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道ばたの宝物 静岡県静岡市

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関西弁と出会う 静岡県静岡市

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今回の旅最後の出会い 稲垣栄洋さんと記念撮影 静岡県静岡市
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by machikusa | 2013-10-31 06:10 | 日本まちくさの旅日記

10月29日 まちくさの旅という観光

今日の天気は曇り。
朝の散歩がてら岐阜市内を1時間ほど散策。

その後、電車に約3時間ほど揺られ、静岡へと向かう。
岐阜ではなんとか持ちこたえていた天気も雲ゆきが
怪しくなり、静岡駅に到着したころには雨となっていた。

昼食がてら外の様子をしばらく見守ることにする。
まちくさの旅は、天候に大きく左右されるため、
こんな時はあせらずおおらかに「待つ」ことにしている。

夕刻、少し小雨になってきたところを見計らって、
静岡の町を散策しはじめる。

旅をするうちにつかんできたコツというのが、
どこの町にも中心部には必ず存在するような
"商店街"や"城跡"や"タワー"といったようなシンボルとなる
目印を中心に町全体を把握していくことだ。
そうしたシンボルをつかんでおけば、道に迷うことがなくなる。

さらに、2時間ほどまちくさ散策をすると、
今度は"まちくさ"が道しるべとなる。
アミダクジのように道という道を行ったり来たりするうちに
出会ったまちくさが目に焼き付き、町に点在するまちくさによって
町の地図が浮き上がってくるのだ。

これは、言ってみれば自分の目で把握する等身大の地図であり、
自分でしか知り得ないような町を観光していることでもある。
思い込みがない分、すんなりと初めて訪れる町に染み込める。

日本まちくさの旅では、まちくさというメガネを通して、
誰も知らない、誰にもできない観光をしている。

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「芝プリン」静岡県静岡市

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「ラスボス」静岡県静岡市

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「婦人の行水」静岡県静岡市


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旅先で必ず立ち寄るのが古本屋、不思議と今必要とする本との出会いがある 静岡県静岡市

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門番の休息 静岡県静岡市
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by machikusa | 2013-10-29 18:46 | 日本まちくさの旅日記