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シニソウ

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冬の寒い日、ポールの脇に寄りかかるように、なだれ落ちるように、そのクサはまだ生きていた。誰に見とられるわけでもなく、誰に悲しんでもらうわけでもなく、もはや自分の「生」だけを全うしようと。人は誰もがこの世に生まれ、そしてやがて死んでいくことを知っているが、それが本当は何を意味しているのか?それは誰もが知れることではない。ただ、今この目の前にいるシニソウがその意味を何気ないそぶりで伝えようとしてくれている様な気がしてならない。誰も立ち止まらない町の片隅に、たくさんの「生」が命の循環を繰り返し、この町に、この世界に住むのは人だけじゃないことを改めて教えてくれる。
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by machikusa | 2009-12-21 16:07 | 2009年12月のクサ
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