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5月22日 創造すること

今朝の天気は快晴。昨日につづき、あたたかい一日となりそうだ。

午前中、高知市内からバスで約30分をかけ、高知県立牧野植物園を訪れる。
この植物園は「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の
業績を顕彰するため、1958年高知の五台山に開園されたもの。

園内は広々とひらけた空間になっており、山の地形をそのまま活かした
散策ルートには、身近な植物から普段見慣れない植物までもが
ところ狭しと分布している。

植物を知るのではなく、あくまで植物に親しむきっかけを与えるための
工夫が随所に見られ、それはまさに、牧野博士の植物に対する姿勢が
そのまま引き継がれているのではないかと思う。


午後からは、高知県立美術館で現在開催されている
アールブリュットジャポネ展を鑑賞する。

「生(き)の芸術」を意味するアール・ブリュットは、美術の歴史や常識といった
文化の影響を受けていないピュアな芸術として、
自由で伸びやかな芸術をさしているのだそう。

鑑賞して感じたことは、出展している作者の誰もが、
いわゆる芸術作品をつくっているという意志はなく(おそらく)
自分の意識のなかにある興味や衝動、妄想などを"かたち"にする。
それはすごく個人的なことで、日常的なこと。

ただ、あるラインを越えたときに、それは見るものに対して
驚きや共感を抱かせるエネルギーの塊になる。

今日、足を運んだ牧野植物園とアールブリュットの展覧会、
期せずして出会うことになった2つの体験を通して、
「創造すること」を改めて考えさせられることになった。

「自分の想像(理想)に、いかに忠実でいられるか」

それを日常のなかで一定の微熱をもって
日々探求していくことが、誰のものでもない
自分だけの「創造」になっていくのかもしれない。

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「お遍路」高知県高知市


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牧野植物園 入口付近  高知県

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牧野植物園 心地よい散策路

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牧野富太郎博士と出会う

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光りの差し込む温室

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高知県立美術館にて
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by machikusa | 2013-05-22 19:48 | 日本まちくさの旅日記
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