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9月26日 まちくさの舞台

今日の天気は曇りのち晴れ。
朝からホテルをチェックアウトした後、大きな荷物は百貨店のコインロッカーへ預ける。
コインロッカーはだいたい300円が基準となっているようだが、場所によっては
100円であったり、お金が戻ってくるところもあるので、旅先ではまず百貨店を
しらみつぶしに探索することにしている。

仙台駅から電車に乗り、多賀城という町で降りる。ここを歩こう。ほぼ直感で決める。
行くあてもなければ目的もない、ただ、まちくさを探し散策する。
そうやって出会っていく町との関係は不思議なもので、初めて訪れたどんな場所で
あっても、そこに漂う風景や気配をどこか懐かしいと思う。
それは自分の帰る場所がこんなところにもあったのだ、と勇気づけられるようで嬉しくなる。

午前中は前日より気温がぐっと下がり、風が吹くたびに身震いをしながら散策を続ける。
多賀城は比較的新しい住宅街が立ち並ぶ町だった。丘の上には小学校がそびえ立ち、
そのまわりをぐるりと一周した。

まちくさを探して歩いていると、見つけやすい場所とそうでない場所がある。
例えばビジネス街や繁華街では見つけにくいが、住宅街では見つけやすい。
これは、町の構造による影響もあるのかもしれないが、一言で言えば
「人の生活に近づくほど、まちくさも多様化する」のだと思う。
町を舞台として、まちくさを演者とする。様々な舞台の隙間構造に沿って
まちくさがその姿かたちを演じていく。

では人は、その舞台をつくる監督だろうか?

町の中で、いい具合に人の手が入る場所ほど、
そこに存在するまちくさの姿は生き生きとする。

まるで人と町との距離感が、まちくさの個性を育んでいくように。

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「横綱の土俵入り」 宮城県 多賀城

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多賀城 河川敷が心地よい

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仙台市内の繁華街 様々な看板が賑わいをみせる
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by machikusa | 2013-09-26 21:19 | 日本まちくさの旅日記
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